Recent Entry

2015.06.18

タイポグラフィーデザイン深堀:トレイジャンはトラヤヌスの記念碑のために

30年前の英文タイポグラフィーについて山田理英氏のデザイン法則辞典から深堀して、さらに現在の事例なども考えてみました。

この辞典が発刊された1980年代は今ほど英文書体が多くなく基本書体が中心でした。しかし当時の広告物やロゴタイプは印象に残るものが多く現時点でも参考になるのでは。現在のロゴデザイン等にも通用する温故知新な部分はあるはず。


「トレイジャン(トラヤヌス)の刻文がローマ時代の基本」
ローマ初期のアルファベットは小文字はなく大文字のみだった。西暦114年に建てられた円柱の戦勝記念碑の大文字のみの刻文は最も美しくデザインされたローマン体(アルファベットのセリフ体書体の一群)の基本デザインとなった。
396px-TrajanSpec3a.svg.png

続きを読む

2015.06.15

ロゴタイプ、マーク、CI、BIの日本的デザインを深堀してみる。2

ロゴタイプデザインのバリエーションの一例。

ここでは、あくまでも一例をしめしたものでベースになるフォントへの工夫、バリエーションのヒントとしてのデザインの方向性を考える良いかもしれない。

続きを読む

2015.06.14

ロゴタイプ、マーク、CI、BIの日本的デザインを深堀してみる。

タイポグラフィーやフォント、書体は時代を表します。時代背景の変化が激しい現在、ロゴタイプ、マークやCI、ブランドマークを考えたり見直することも多い現在、横文字のブランドタイプが目立ちます。その理由としてアルファベットは可視的にも造形的にもサインとしては有利だということが挙げられる。
しかし、そこでちょっと昔の日本のロゴタイプデザインを見てみたいと思います。レタリングデザインという古い書籍から考え方をまとめてみました。現在にも通用する部分はあるはずです。

まずは毛筆体、明朝体系。
typo1.png

続きを読む

2015.05.16

山田 理英さんの事:3

山田さんはちょくちょく雪駄と作務衣を着て事務所に来た。頭は坊主刈りで、アンパンマンと仁王像を足して二で割ったようだった。笑うとアンパンマンが出てきて、怒ると仁王像のようだった。当時は丁稚奉公の気分だった私は彼のげきりんに触れないように朝出勤すると全員のテーブルの雑巾がけ、筆洗の清掃、たまにトイレ掃除などもした。しかし覚えることが多く楽しかった。山田さんは暇があれば肩こりが激しくマッサージ機に背をもたれ本を読んでいた。気になったところは鉛筆で印をつけていた。

続きを読む

2015.05.11

山田 理英さんの事:2

ADのX氏はその後円満退職をしてしまう。自分はその途端に山田さんの下に位置ずけられてしまうことになる。「お前は明日からアートディレクタになった気持ちでやれ」と言われた。その時から内輪限りの怪しいADにされてしまった。

当時、山田さんは広告や文化人類学や宗教に関する書物に囲まれて仕事の合間は読み更けていた。三度の食事より大好物は本だった。当時、特にオグルビーやトインビーの話は自分にはわからないところが多かったが企業広告の企画書では頻繁に「あの本を持ってこい」などと自分の記憶の引き出しから書籍名で指示を出された。気が短い人なのですぐに資料が揃わないと使えない奴だと言われてしまう。

続きを読む

Works & Press

タイポグラフィーデザイン深堀:トレイジャンはトラヤヌスの記念碑のために

ロゴタイプ、マーク、CI、BIの日本的デザインを深堀してみる。2

ロゴタイプ、マーク、CI、BIの日本的デザインを深堀してみる。

企画書の基本のはなし。

DSC05261.jpg
山田 理英さんの事:3

山田 理英さんの事:2

山田 理英さんの事:1

Flamenco Shiva

PL-12KING.jpg
PL-12KING

2014-11-10-15.37.53.png
1996年の実験サイト 備忘録