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クリエイティブ経営と組織 2002.04.07 非先進的なやり方日本には様々な分野において、多くのメーカーが存在します。しかし、いくつかの分野では数社の大手メーカーが独占していて、顧客の本当に希望通りの製品が出来上がらない事がままあります。例えば、私がピアノを細かく色や模様、素材などをオーダーメイドして大手のメーカに注文したとすると、おそらく私の要望通りのピアノは出来上がらないでしょう。もしかしたら、私の注文を受けてくれないかも知れません。 何故ならば、大手メーカーではすでにピアノの素材や部品をどこの工場で生産するか決まっていて、私の希望通りのピアノを作るには、新たな素材や部品が必要となるからです。これは大手メーカーが独占していた分野に限られた事ではありませんが、高度成長時代の日本においてはより安く、よりよい部品を発明し、顧客がより満足する製品を大量に作ることが企業努力でした。現在もこの企業努力は基本的に変わらないし、各部品にこだわってより優れた部品を開発してきた日本の企業の技術は素晴らしいと思います。しかし、顧客の細分化された要求に対応しきれないという弊害が生まれたと思います。細分化したマーケットに対応するにはどうすればいいのでしょう? ヒントはイタリアにありました。イタリアの中小企業は、ヨーロッパのギルドの伝統を受け継いだ職人事業者の色合いという一面があります。また、繊維・アパレル等生活関連産業に留まらず、産業機械等の多くの産業分野で中小企業が集まり、ネットワークを構築してワークフローを分担しながら作業する産業スタイルが形成されています。このような産業スタイルでは、同分野でのワークフローのみを行なう小規模の企業が多数存在する一方、これらの専業企業と市場を繋ぐコーディネーター的な役割を果たす企業があります。コーディネーター企業は、市場の細かいニーズに機敏に対応して、専業企業を調整し、結び付けて顧客の要望に答える商品の生産を可能にしています。このようにイタリアでは独立企業を重んずる環境があり、この環境のもと中小企業は各個人の独自性、創造力を実現する場として機能し、これら企業間で絶えず競争しながら、斬新的な商品を生み出す事によりイタリア産業の国際競争力の発展に貢献する程大きな役割を果たしています。 我々はこの産業スタイルのように、様々な特色を持つ技術者を繋ぎあわせ、各技術者が最大限の実力を発揮してよりクリエイティブなデザインができる環境を作りました。そしてこのシステムの下、大手の代理店ではできないような、クライアントが満足する、面白い製品を製作する事に挑戦します。 |
Works ネットでイタリアと東京を結ぶ、番組を10年前1997年に制作していたんだ。凡人デザイナーのオムニバス(グラフィック編-1) アップルコンピュータの貴重サイン 実は、広告、CM制作の為に、月の不動産を所有しています。 東京工芸大学からのインタビュー BIO-MORPH-MUYBRIDGE Infini-Dポスター アルケミア 東映三国志ポスターCG制作 LOVE MOTHER EARTHのポスターを制作する |