知識

2007.06.07

MDNの取材を拒否していました。しかし情報を大公開する決心をしました。-8 FINE

●CG画像の値段とこれからの展開
3D画像を制作するまでで、1ヶ月以上の日数がかかっている。いったい、この3D画像の料金はいくらが適正なのだろう。

スタジオで撮影した場合の制作費を考えてみよう。スタイリストのギャラ、オブジェの制作費、スタジオ代などがかかり、カメラマンの撮影料、さらにディレクション料を加えた値段が広告写真の撮影料金になる。CGの場合を撮影と比較するのはつらいが、アートディレクターは、現実的にはクライアントのきめた予算繰りの中でビジュアルをいかに写真にするか、CGにするか、あるいはノンビジュアルにするかを決定していると思う。
現在、CGはまだ比較的高価だと思われているが、一昔前のルーカスフィルムスタジオなどに頼んでたときよりは断然安価になってきている。さらに、今後は3DCGの分業化も進むだろう。例えば大道具・小道具のような役割を担う、モデリングを担当するもデラー、ロケハン効果を作り上げる背景作りのバックグラウンダー、それらをすべて統合して撮影するCGカメラマン、ライトマン、レンダリング担当者、それぞれの専門家が揃う時代になるのではないかと思う。そうなれば、また作業の形態も変わり、新たな質・力を持った画像が現れてくるだろうが、それに対応した制作費もまた算出され直さなくてはないだろう。
いま4Dでは3次元立体スキャナを使用して形状を取り込むプロジェクトも進行しているのだが、こういった技術もまた新たな制作形態を我々に提示してくるだろう。
Imageprocessing8.jpg

●広告展開
この時計の3DCGは、車内吊り広告、雑誌広告(2P、1P)に使われた。デザイン、版下製作も我々4Dの仕事である。
おかげさまで、クライアントのウケがよかっただけでなく商品の売り上げもいいようで、嬉しく思っている。中高生が雑誌広告を切り抜いて店に持ってきて、この時計を買っていったこともあったようだ。
また、当初の予定にはなかったのだが、この画像はビルボード広告としても使用されている。最終原稿がフィルムのため。これらにもすぐに対応出来ている。3DのCG画像が大きなビルボードを飾るなどとは数年前までは考えてもみなかったことで、しかもそれをMacintoshで制作したということは感慨深いものがある。
現在は、ShadeIIのアニメーション機能を使ってアニメーションの試作をしている。手抜きをせずにモデリングしてあるために、比較的容易にアニメーションを作り上げることが出来る。3Dの世界にどんな可能性が生まれるか、これからもいろいろと試していきたいと思っている。


ここからは、今の柴山が書いています。あれから16、7年たった今でも昨日のようにあの時幾度も同じ朝日をみながら不眠不休で戦ってきた当時のことを思い出せる。当時shadeは175万円でした。現在は入門ソフトが3万円ぐらいで買えてしまう。また、コンピュータの処理スピードも当時40メガヘルツが現在4/1の価格以下で10ギガヘルツのマシンがデザイン事務所に入っていることを考えると環境はその当時想像を超える。団塊ジュニアの世代のデザイナーさん、仕事のスピードも質も一緒に頑張ろうよ、その時、僕の門を叩いて下さい。待ってます。

Works

ネットでイタリアと東京を結ぶ、番組を10年前1997年に制作していたんだ。

凡人デザイナーのオムニバス(グラフィック編-1)

アップルコンピュータの貴重サイン

実は、広告、CM制作の為に、月の不動産を所有しています。

東京工芸大学からのインタビュー

BIO-MORPH-MUYBRIDGE

Infini-Dポスター

アルケミア

東映三国志ポスターCG制作

LOVE MOTHER EARTHのポスターを制作する